ナイスな週末。

を送ることができたと
思われる。


ジブリ絵職人 
男鹿和雄
〜トトロの森を描いた人〜
に足を運んだ。


東京都現代美術館
大人気、大混雑で
チケットを買うのに20分
入場に80分を要した。


「文庫本、持ってきて大正解だ」
かなりのページ数を読むことができた。


いざ入ってみると
中も大混雑で
係員の人が
「少しずつでいいんで、
 前に進んでくださーい」
と叫んでいる。


背景画は
「ここに行きたいなあ」
と思わせてくれる
郷愁にかられる
昔の日本風景が並んでいた。


個人的に、
おもひでぽろぽろ

おもひでぽろぽろ [DVD]

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淡い背景画が一番好きでした。


だがやっぱりなんというか。


その中でキャラクターが動いて
はじめて完成するというか、
キャラクターを知っている分、
背景画だけでは
物足りない気分にもなるような。。。


美術館を出て
東京駅近くの丸善にある
レストラン&カフェに向かった。


三島由紀夫の新恋愛講座を

新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉 (ちくま文庫)

新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉 (ちくま文庫)

完読する。


人間の恋愛は
動物と違い
個人の話ではなく
社会的な作用に委ねられている部分が
多く存在するのだよ。


というような
めっちゃ簡略化して言えば
そんなとこか。


学生の頃は
知識人のエッセイは
「著名人の話」というか、
距離のある話として読んでいたが
社会人にもなると
もっと身近に
参考書に近い形で読むことができ
興味深かった。


個人的には
礼儀や規律を重んじる感じや
なんだかんだ言いつつ
女性よりも男性擁護っぽさを
感じざるを得ない
三島氏よりも


破天荒な
寺山修司の方が

家出のすすめ (角川文庫)

家出のすすめ (角川文庫)

好みである。


この本の前に。
森見登美彦氏の
夜は短し歩けよ乙女」を

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

を読んでいたのだが、
「なんでこれが本屋大賞2位なん?」
全然入っていけず。


結局真ん中辺りで
挫折した。


「本読む体力
 なくなってきてるんかなあ」
と思っていたが、


三島由紀夫
二日間くらいで読めたので
質の問題だったんだナと
一安心。


さて。カフェを出て
新たな文庫本を購入。


閉店と同時に店を出た。


一つ悔やむことがあるとすれば。


映画も
見に行く時間があれば
よかったなあというくらいの


充実した週末でした。