レンピッカ
休日の渋谷は疲れる。
それでも見たかった
タマラ・ド・レンピッカ展である。
- 作者: シュテファニーペンク,Stefanie Penck,水沢勉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 大型本
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マドンナも愛したという
彼女の画は、
華やかで、
攻撃的で、
ビビッドで、
セクシーで、
描かれている女性の
細く切れた強い眼が
とても印象的だった。
女性が強くあることが、
男性的な変化としてあるのではなく、
女性の色っぽさを増す形で存在していて、
とても魅力的に見えるのだ。
映画ジャンヌダルクを思い出す。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: DVD
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さらに面白かったのは、
その後、画の雰囲気が
変化していること。
華やかさから一転、
宗教的なモチーフを描くようになり、
画のトーンも静寂へと変わっていくのだ。
それは、
彼女の私生活の変化の表れであり、
女性の一生は、
常に、周囲の何ものかに、
感受性高く影響を受けながら、
取り込みながら、
しなやかに進むのだなあと、
思った。