稲川淳二の会

会社の先輩の家に
同期とおじゃまして。


稲川淳二を見る会を
ひらいた。


シャワーを借りて
汗を流し、
そうめんや
冷奴や
きゅうりの浅漬けを用意し


カーテンを引き
電気を消し
ろうそくをつけ
DVDをセット。


夏の風物詩である。


だが。


このDVD。
語り手が素人で
稲川淳二は語らず、
まったく怖くない、
面白くない。


「えええ〜」


拍子抜けである。


更に、
先輩の顔が稲川淳二に似てる!?
ことに気づき、
同期と2人
笑いを堪える始末。


「だ〜め〜だ〜」


結局。


先輩が話してくれた
実際に身近で起きた
バラバラ殺人事件の話が
一番恐怖であった。


やっぱりさ。
稲川淳二がしゃべらないと
ダメなんだ。


次回、リベンジです。