僕等がいた

妹がおいていった漫画が
ズラリと本棚に並んでいた、
その中に
僕等がいた

僕等がいた (11) (Betsucomiフラワーコミックス)

僕等がいた (11) (Betsucomiフラワーコミックス)

があった。


今出ている11巻ぜんぶ、
4時間くらいぶっ通しで
読んでみた。


最近自分の読む少女漫画の
ほとんどが
引越しとか
なんやかんやで
彼氏彼女が離れ離れになるシーンが
でてくることが多い。


その場合、必ず
離れ離れにならなくてもいい選択肢もある。


なのに
彼らは離れ離れになる選択肢を
選ぶ。


こういう場面をみると
なんとかならんもんなんかなあと
いっつも思ってしまう。
(なんとかなっちゃったら
 ストーリー展開しないじゃんって
 つっこみじゃなくて)


離れ離れを選ぶ理由は
大抵、もう一つ別の大事なもののそばに
いる為なんだけど
(親とか)


自分の大事なものの
優先順位を
しっかりつけられる冷酷さが
もっと人間にあったら
迷わずキリっと
生きていけるのになあ。


じゃなかったら
優先順位をつけなきゃいけない場面なんかに
でくわしたくないよ。


つらい目になんか
あいたくないよ。


と思ったりして。


なんでかこう、
切ない系というか
恋愛哲学的な漫画は
読んでいる時は重たーく、


そして我に返ったとき
恥ずかしいのだろう。