眼鏡日和

三島由紀夫
「春の雪」を
読み終わる。

豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)

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うん、まあ


ミーハーですよ。


ところで。
眼鏡を買い行く。


先日
ものすごい頭痛に襲われる。
おそらく原因は
高校生の頃から使っていた
黄緑眼鏡と
今のあたしの視力との
大幅なズレだと思われる。


早急に
眼鏡を欲する。


眼鏡屋さんって
おかしい。


みんな
いろんな眼鏡をかけて
必死に自分の顔を見てる。
角度を変えて
かわいいか
かっこいいか
似合っているか
おかしいか

チェックしてる。


妻夫木くんと比べたら
竹内結子と比べたら

春の雪~清顕と聡子の追想物語~ [DVD]

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そんな大層な顔でもないのに
大勢の前で
自分んちの鏡の前でやるようなことを
する。


ちょっと
恥ずかしそう。


他人越しに自分を見て
結局自分も
恥ずかしい。


とは言うものの
隣で
「変」
「似合わない」
「おかしいよ」
を連発されると
多少は腹がたってくる。
不機嫌になってくる。


結局自分がすきなのだよ。
眼鏡屋さんに来る人って
絶対そうだ。


個人的に
黒ぶち眼鏡に
憧れた。


かっこいいやつじゃなくて
なんか本当に
どんくさいような。


「本が友達」みたいな奴に
ちょっとなりたかった。


けれど
あまりの「似合わない」の連発に
あきらめる。
グレーの眼鏡を買う。


帰りに
メイド喫茶「萌えるん」に
立ち寄る。


このココア400円は
メイドさん」を目的に
来ない場合は
高すぎる。


3000円20分で
メイドさんとオセロに興じる
若者がいた。


勝つと
メイドさんとツーショットの
写真を撮ってもらえる。


ぶるじょわーな世界だよ。