俳句が届いた。

家族旅行から帰ってくる
と、
お茶漬けが食べたくなりますね。
野沢菜漬けとともに。


さて。
俳句のお兄さんが
夏休み一緒に飲む日程が合わないということで
わざわざ内定お祝いを送ってくれた。


手紙には、
出会った日のことを
選んだ言葉で綴ってあり
忘れているんだろうなと思っていたあたしは
彼の記憶を本当にうれしく思う。


『月の鰯雲也開縁のバトン  大和』


わがままで
自分勝手で
年下を馬鹿にして
論で詰める話ばかりする。


やる気の無い奴はいらない
口ばかり
やらない奴はいらない
考えない奴は嫌い
自分がいらないと思えば
いらない。


あたしが見放されるのが先か。
あたしが付いていくのを諦めるのが先か。
関係に
意味を見出せなくなるのが先か。
冷めているのか、
そこにあたたかいと称するものはあるのか。
出会ってから長い間
測ろうとして
だけど測りきれずにずっといる。
最近は、それでいいんだと
思っている。


長女のあたしは
もしかしたら
こんな「おにいちゃん」が
欲しかったのかもしれないと
意に反して
ふと、思ったりもする。


ような甘えを捨てて
がんばろうと
思っている。