初詣づくし

東京の初詣を体感する。


1日、明治神宮
お賽銭に、80分待ち。


お賽銭を
投げ入れられたことに安堵し、
何を願ったか、よく覚えていない有様。


「秘密のある生活に、楽しい生活はない」
という、明治皇后の格言を
おみくじにて、引き当てる。


2日、柴又帝釈天
通りが動かないほどの、人並み。


お賽銭を投げることは、
そんな時間かからずできたが、
おみくじに並ぶ長蛇の列は、


あきらめる。


3日、浅草寺
もうそろそろさー、
と期待していったが、
境内まで60分以上はかかる、
人の列。


お賽銭そのものを、
あきらめる。


おみくじは別の列だったの、
引くことができたが、


なんと、凶を引き当てる。


人生初だ。
何一ついいことの書かれていないおみくじ、
いっそすがすがしいじゃないか。



3日間にわたる、
もみくちゃ東京初詣づくし、
まるで小修業を経たような気分だ。


さて、今年もボチボチがんばるかー。



バラ

戸越銀座

晦日の戸越銀座を、
家族でふらっと歩く。


家族の歩き方が、変わった。


前は、絶対4人で、
離れないように、
少し先を行くと呼び止められ、
遅いと走らされ、


まさに団体行動で、
歩いていたが、


父が、
見えないくらい先を歩いていたり、
母が、
父の見えないところでも、
平気で買い物をしていたり、


妹や私が見えなくても、
慌てないし、気にしない。


小さい頃から、
ずっと欲しかった歩き方なのに、
結局のところ、
慣れない自分を、
長女だなぁと思う。


いくつになっても、
団体行動が苦手だ。



年末事故



路地裏



背中



笑顔



おばあちゃん


写真って、むずかしい。。。

がっつり読書。

活字中毒デー。
日頃の読書不足を、
埋めるが如くである。


川上弘美ハヅキさんのこと

ハヅキさんのこと (講談社文庫)

ハヅキさんのこと (講談社文庫)

山田詠美の風味絶佳
風味絶佳 (文春文庫)

風味絶佳 (文春文庫)

会社の人から借りた、
風の谷のナウシカ ワイド版 全7巻
[rakuten:book:11201985:detail]
おやすみプンプン 6巻
おやすみプンプン 6 (ヤングサンデーコミックス)

おやすみプンプン 6 (ヤングサンデーコミックス)

のだめカンタービレ 23巻
(とうとう最終巻か!)
のだめカンタービレ(23) (KC KISS)

のだめカンタービレ(23) (KC KISS)

娚の一生 1巻 2巻
娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)

娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)

娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)

よつばと! 9巻
よつばと!  9 (電撃コミックス)

よつばと! 9 (電撃コミックス)

ご飯も食べずに、
ずっと活字と画を追っていた。


読破して、落ち着くと、


空腹のはずなんだが、
体がだらっと重たいんだが、
頭がふらっと浮いているんだが、


ぼんやり気持のよい感じで、
読書ってエロイな。


想像の時間だからな。

GR

カメラを買った。


お散歩しながら
バッシャバッシャ
撮ろうと思って。


カメラに詳しい友達に頼んで
お店に連れてってもらって、
選んでもらった。


勧めてくれたのは、下記3つ。


1 キヤノンのKiss

Canon デジタル一眼レフカメラ Kiss X3 ダブルズームキット KISSX3-WKIT

Canon デジタル一眼レフカメラ Kiss X3 ダブルズームキット KISSX3-WKIT

2 オリンパスのPEN3 リコーのGR
RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3

RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3


めっちゃ迷った末、
写メの延長線上感覚で
撮りたいと、狙いを定め、


究極のお散歩カメラ、
?リコーのGRを購入した。


うれしいな、
いろいろ撮ろう。


自分のための買い物をして、
こんなにウキウキしたのは、
久しぶり。

生きてるん?

家で、
テレビを見ながら
とにかくぼーっとしていると、


地元の友達から電話がかかってきた。


彼女が、
私に電話をかけてくるタイミングは
たいへん絶妙で、


大体、私が、
弱っていたり、迷っていたり、
うだうだしている時に、


お告げのごとく、
電話をくれる。


そして大体、


「生きてるん?元気にしてるん?」


と、心配の言葉から入るのが、
常である。


なんというか。


中学の時は、
私の方が勉強ができたし、
いろいろ、まあ、私のほうができたし、


どっちかというと、
頼られる側だったが、


20歳を過ぎると、
あっさり逆転するものだ。


学校の指標と人間力は、
まったく別物である。
いつまでも子供な私と違い、
彼女は大人であり、


どうしようもないことは、
どうしようもないことだと、


割り切る強さを持っている。


今回の私のぐだぐだにも、
スパンと竹を割ったように答えてくれ、


その突き抜け感に、
なんというか、


彼女が彼氏だったら、
よいのになあと、


ふと、思った。

最小単位

鎌倉へ行った帰りの道。


一緒に行った人が、
「手相をみてもらいたい」というので、
横浜で下車して、付き合うことにした。


手相をみてくれたお姉さんの、
最初の説明が印象的だった。


「手相を見てもらう人の中には、
 よく、「今の彼氏と結婚できますか?」
 などと質問する人がいるのですが、

 
 手相は、
 その手相をもつ人の、
 人生を見るものであって、
 誰かとの関わりまでを見ることはできません。


 その手相は、
 その人、一人だけの話ですから」


ああ、まあ、そりゃあそうだ。


恋人とか、家族とか、
一族とか、人種とか、


世の中には、
いろんな人間の単位があるけれど、
結局のところ最小単位は、
一人なんですよと、
諭された気分になった。