先生と、

つくばへ
大学の先生に会いに。


先生は少し痩せたように見えたが、
相変わらずひょうひょうと
俗世間を生きていない感じで、
お元気そうだった。


先生と話すと、
毎回一つ二つ
何かが開ける感じがして、
うれしくなる。


というのも、
言葉を与えてくれるからなのだろう
と思う。


ニュアンス、もやもや、なんとも言えない感じ、
身体感覚、空気感、そういったものに、
「なるほど」な言葉を与えてくれて、
ゆえに、
ストンと自分の中に落ちていく。


学者の作業を
個人的にいただいている
贅沢な時間である。


詩の話
言葉の話
音の話
詩人は
メディエーターではないかとう話。


わくわくするような課題を持ち帰ってきた。


これでまた机に向かうとき
ワクワクできる。