ロハスに足を突っ込んでみた。

新宿御苑にて開催されていた
ロハスデザイン大賞2007に
足を運んでみた。


芝生の上を会場とし
ロハス」な人やモノやコトが
展示されている。


坂本龍一を生で見た。
トークライブをやっていた。
ロハスについて(?)
語っていた。


「我々は直線的な生き方をしているのですが
 自然界には
 直線もあるんだけど
 うずまきも多くて
 うずまきに惹かれますよね。
 我々はうずまきを見直すべきなんです」


みたいなことを言っていて
分かるような、分からないような
うずまきを通して
何を伝えたかったのか
やっぱり分からなかった。


展示に関しても
別にエコでいいじゃんって思ったり
それ、こじつけじゃんって思ったり
ロハスについて知りたかったのだが
イマイチ理解することができなかった。


ロハスって結局なんなんだ。
定義が広すぎて
捉え方に幅がありすぎて
なんだか一般的な感覚と
少しズレているような気がして
まだ始まったばっかり過ぎて
一つ一つの値段が高くて
だから変にセレブと結びついてきたりして


ロハスってロハスってロハスって・・・


多分、
一つ一つの技術や
一人一人の活動家の方々は
本当に地球のために
プラスの方向を指し示してくれていて
尊敬すべきものなのだと思う。
学ぶことも多いのだと思う。


これは、
伝え方が酷い。
酷すぎるように思う。
ロハスという定義の傘下で語られることが
マイナスのように思えてさえくる。


ロハス
無理をせず、楽しく、
持続可能な、エコ。


これを地球上の人々が
実行できるように
一生懸命開発したり
訴えたりしている人たちがいる。


彼らはロハスなスタイルを生み出すために
がんばって考えたり、
行動していたりする。


ロハスにもエコと同じ
努力がちゃんとあるのだ。


そこをうやむやにしながら
なんだか全部をひっくるめて
気軽にエコ、楽しくエコ、
ロハスロハスって言われても


ロハスに対する
懐疑的な気持ちは拭えない。