時間を買う。
日本一速い!
TCC賞速報展を見に行く。
結局
一番印象に残っているのは
常設されている
日本の広告の歴史で流れていた、
牧瀬里穂の
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CMだった。
今みたら
笑っちゃうくらい
大げさな演出なのに
全然、世界観に引き込まれていく
強いCMだった。
「ファンタ」とか「ライフカード」とか
お客さんみんなが
足を止めて笑ってしまうCMが
幸せだと思った。
個人的には
DOCOMOのラジオCM
「ベビーローテーション」が
好きだった。
赤ちゃんが
ローテンションで会話をするCM。
ばぶばぶ。
ちょっとスーパーミルクちゃんを
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面白いことは強い。
遅めのお昼ご飯を食べて。
経堂駅へ。
p-cafeへ行く。
アートカフェでやっている
イベントで
紅茶を頼むように
詩をオーダーすると、
詩人さんがやってきて
自分の為に
そばで朗読してくれるという、
静かだけど
とても豪華なイベントである。
これは絶対に
行った方がいい。
よく駅前で
「あなたを見て詩を書きます」
といった看板掲げて
詩を売る人を見ると、
結構頼んでしまう。
言葉を買うというより、
時間を買っている。
その人が
今まさに言葉を紡いでいる瞬間が
観たくて
買ってしまうのだ。
なんだかp-cafeもそれに似てる。
このp-cafeでは
とても上手な詩人さんが朗読なさっているから
聞くと
真っ直ぐに
その人が出会った風景だとか
詩を書いている風景だとかが
想像できる。
声に乗ると
文字で読む以上に
強く想像できる。
(この想像はもちろん自分勝手だけど)
詩を紡いでる時間を。
あたしは
時間を買っているのだ。
朗読会だと
多勢に向けられているけれど
今回はその時間をひとりじめ。
ふふん、
ちょっとセレブになった気分。