ゴスロリとmixi

世界に一つだけの花」が

世界に一つだけの花

世界に一つだけの花

外から聞こえる。
誰かのカラオケ。
ダレ!?


さて。
今まで決行してきた
ロリータさんやゴスロリさんたちへの
突撃インタビューを
写真を見ながら
まとめる。


その時の様子がだんだん
思い出されて
心持ち感慨に浸る。


不信な眼をされたこと。
不信じゃないことをアピールしようと
作った笑顔が
不信だったこと。


ゴスのお兄さんたちが
怖かったこと。
赤いロリータさんたちが
焼き芋をくれたこと。


神宮橋の
カメラマンのおじさんたちが
優しかったこと。
カメラマンのおじさんの
昨日言っていたことと
今日言ったことが
違かったこと。。。


これらをまとめるというのも
4年生の証拠。
もの寂しくもある。


丁寧に読み返していると
今日だけでは終わらない。


アルバムの如し。


ところで。
ゴスロリについて考えていると
mixiの役割について
思うことも出てくる。


なぜ、今。
mixiが、流行るのか。

mixi(ミクシィ)完全攻略マニュアル

mixi(ミクシィ)完全攻略マニュアル


mixi
様々なコミュニティに入ることで
自身のアイデンティティを擬似構成することで
安心する
保管システムではないか。


現実では
どこのグループへ行ったら
Aの顔をし
こっちのサークルへ行けば
Bの顔をし
ゼミでの自分はまた別の
Cという顔をする。


ばらばらに浮遊するアイデンティティ
疲れや不安を感じるリアルな日常。


mixiでは。
そんな様々なアイデンティティ
一つ一つ保管することで
繋いでいくことで
「一体である」という概念の自身を
擬似構成する。
それを確かめることで
安心しているのではないか。


しかも
クリックだけで
欲しいアイデンティティ作れたり
手に入れたりできるしね。


しかも
mixi上の自分は
多くの人たちと繋がっているから
寂しくないしね。


もしかしたら
私たちが望むコミュニケーションのあり方は
バーチャル感漂う現実ではなく、
自身にリアルの強度をくれる、
mixiみたいな世界なのかも。。。