安曇郡の村

普段。
ひねくれた言葉ばかりを使うあたしは
「うれしい」とか「たのしい」とか、
簡易であり
また端的でもある言葉を
大層新鮮に感じておりましたが
日記をつけておりますと
使い古していきますね。


モットモット
言葉ヲ知リトウゴザイマス。


長野では。
長野放送局の「波動の庭」を見学した後、
善光寺を見学する。
荘厳な境内の下を
歩くことが出来る。
今までに経験したことの無いような
本当の暗闇で
壁をつたって歩いていくと
極楽浄土への錠前に触ることが出来る。
宗教者とかではないけれど
神聖な気分になった。
背後から
南無阿弥陀仏」を唱える団体が
やってきて
さらに
恐怖を伴った
神聖な気分を味わった。


おみじくじをひくと
恋人は10歳以上差のある人がいいらしい。


。。。11歳?


安曇郡の村では。
一緒にいる人間が
どんなに大事にされて
生きてきたかを見学し、
また少し参加させてもらえて
うれしかった。
「わさわさした、いい子」だと
言ってもらえた。


「わさわさ」ってなんだろう?


「長野なんて標準語だぁ
 東北のほういってみろ」


おじいちゃんの言葉が響いた食卓を
あたしはちゃんと覚えておこう。