俊読、出演。

第5回谷川俊太郎朗読会、
「俊読」に出演した。


普通に、
詩を読みたかったけれど、


詩を普通に読むって
難しい。


詩を読むことが、
たいへん非日常なことだから。


じゃあ、
「はじめて詩に出会った」ように、
詩を読もうと思った。


その瞬間の驚きや、
戸惑いや、
理解の無さまで、


大事にしようと思って、
前日まで、
声に出して読まないようにした。


前夜に、一回だけ、
声に出して読んだ。


自分のブログの文章に
谷川俊太郎さんの詩を
織り交ぜながら、
20分間、


谷川俊太郎さん本人含め、
100人近いお客様の前で、
朗読した。


あー緊張した。
あー楽しかった。
あーこれは以外に楽しかった。


谷川さんが、
「計算された間の演出、すばらしい」
と褒めてくれた。


あーよかった。




谷川さんは、
普通に詩を読んでいた。
しゃべっている延長上に
詩があった。


あ!こんな風に読みたかったんだよ!
という形だった。


あと、オーラの無かった。


だから、本当に、
すごい人なんだなと思った。