地雷

「わかんないわかんない」
という言葉を、
ある種の拒絶のように
繰り返していたが、


「何がわからない?」
と静かに問われ、


その繰り返しによって
自分の中にある
地雷の場所が分かった。


ものの見事に
引き出されてしまった。


着実に作業が進んでいく
さみしさを思うと同時に


不安の解消に安心を覚える。


少し、ストンとしている。