雨の休日。

友だちの結婚式が開かれるため、
相方さんがやってきていた。


土曜日から日曜日、
オールだったようで。


ただなんとなく
待っていたい気がしたので
つらつら仕事をしながら
ピンポンが鳴るのを待った。


空がすでに白んでいる
明け方5時ごろ
ピンポンが鳴ったので
ドアを開けた。


顔を見たら
すごく眠たくなったので
眠った。


お昼手前に目が覚めて


カレーが食べたいというので
カレーを作った。


じゃがいもがなかったので
代わりになすを炒めた。


お腹がいっぱいになると
また眠くなってきたので
昼寝をした。


相方さんがいると、
安心して窓を開けっ放しにできるのがいい。
単調な雨の音を聞いて眠る。


相方さんは隣で
漫画を読んでいたようだが
よくわからない。


空が墨がかってくる頃に
目が覚めた。


ぼんやりしてたら
新幹線に乗らなくきゃいけない時間になっていた。


大通りまで見送ることにした。


外に出ると
ずっと降っていた雨が止んでいたので
傘をもたなかった。


タクシーを拾って相方さんだけ乗る。
赤信号が青信号に変わったので
手を振って別れた。


その後、
本屋によって本を見たが
別段ほしい本がなかったので
何も買わずに外へ出たら
また雨が降り出していた。


仕方がないので
濡れながら歩いた。


雨が止んでいたのは
相方さんと歩いている時だけだった。