あきらめちゃえばいいじゃん♪

映画クワイエットルームにようこそ

を観てきた。


有楽町イトシア内にできた
シネカノンにて上映である。


松尾スズキ監督の「恋の門」も

見た時、
「すげえ、新しいこと言ってる映画だ!」
と思って好きだったけど、
今回の映画もそうだった。


「すげえ、新しいこと言ってる映画だ!」
って思った。


幸せになろうとして苦悩したり、
幸せって何だろうって考えたり、
幸せになれなくて落ちたりする
人間たちに対して、
(幸せって言うか、価値ある自分って言うか)


「そんなあなただって価値があるわよ」とか
「日常のささやかな幸せに気づいて」とか
芸術はよくメッセージを発するけど、


この映画は、
「あきらめちゃえばいいじゃん♪」
って感じだった。
「受け入れましょう」っていう
がんばれ方向じゃなくて
なんでもかんでも幸せなんてムリムリ、
あきらめちゃえ、みたいな。
 

そうか、
あきらめちゃえばいいじゃん、
って思ったら
軽くなったし
楽しくなってきたし
空もきれいに青く見えた気がしたぜ。


ある意味、幸せ?


あきらめるってことを
いけないことばっかりのように
言うなよなーって思った。


うん、いい映画だった。


それと、
予告編でやっていた
カフカ田舎医者が気になるよ。