少年のエロ

安藤勇寿「少年の日」美術館。


その名の通り、
少年の日の思い出や
美しい風景が
すべて色鉛筆で描かれている。


郷愁をさそう、
とても素敵な絵だ。


特に気に入った絵は
3枚。


脱衣所で服を着る
湯上りのお姉ちゃんを
すりガラス越しにみている少年の絵、
「親戚のねえちゃん」


土管の裏でエロ本を
少年3人でこっそり広げてみている
「グラビア」


少年の頃の
エロへの憧れが
文学になっていたり
絵画になっていたりするのが
好きである。


きゅんってする。


リアルだと
たぶん、引く。


つーか。
このままだと
変態20代になってしまうから


真っ赤な夕焼けをバックに
ひとり泣いている少年の絵
「なきむし」


も好きだったことを
ちゃんと記しておく。