二日目。

城が崎

眼前の海岸を散歩。


した後。


城ヶ崎を
つり橋目指して
ハイキング。


ところどころに
「命の電話番号」を記した
看板が立っている。


「早まるな!
 相談してみませんか?」


名所のよう。。。


海の底の見えない
青。
黄色い花が咲いている。


崖の端っこで
一休み。
潮風の気持ちよさ、
ふと眠ってしまう、
でんじゃらす。


中伊豆
山の方へ向かう。


修善寺の紅葉の
美しさ。


真っ赤な
ノーチラス号
ネモ船長が被ってるような
帽子を乗せた
おじさんに会う。


「雷が来るよ
 今日テレビで言ってたもん」


そう言えば
雲の色が怪しいですね。


竹の怪道を歩く。
真ん中にあった丸いベンチに
寝そべる
迫る竹、竹、竹、竹を突き抜けたところにある
曇り空。


射的をする。
こんなに近距離で打っているのに
当たらない。
難しい。
「そんなんじゃあ、だぁめだよー」
おばさんに指南してもらう。


さらに歩くと
干物屋さん、発見。
さっきのおじさんが
店先で竹細工をしている。


「さっきはどうもです」


おじいさんは
白内障を患っていて
ぼんやりとしか
うちらのことが分からない。
手術をしたら一時は治るけれど
自然に治ったわけでないから
また発病する。
そうだから、
自然に治るのを
待っている。
帽子はたくさんもっているらしい。


鮎などを買って
別れを告げる。


独鈷の足湯に入る。
すぐ横を川が流れて
耳そばをざざざと駆ける。
あったかい、気持ちがいい
足の指の先も、間も。
刻々と暮れ行く、
中伊豆。


伊東から熱海
熱海から東京へ
鈍行で帰る。


爆睡の帰路。